絵が好きなのに、描くのが苦手なの。

ダリ

突然ですが、ぼくは絵を描くことが好きです。しかし、絵を描くことは苦手です。


一見矛盾してるけど、マジ。ぼくは絵を見たり、じぶんで書いてみようと思うところまでは好きなんだけど、そこからがなぜか苦行になってしまう。
好きな構図を写すのなんか指が震えて集中できないし。書き始めて30分もすれば頭がぼーっとして目がかすんでくる。確かに3年くらいは趣味でなんとか描いてきたのだが、こんなに描けないのは絶対自分のやり方がおかしいせいだと思っていた。


最近その思いが高まり、今日ふと思いついたことがあって試したら多分これだと思った。つまり、どういうことかというと、絵が描けない根本的な理由が分かったんです。
まず、集中力がないこと、そして絵をかくことに慣れていないこと、なんだ。


集中力かぁ。ぼくは世間で比較すれば通常の集中力は持っていると思われる。パソコンのキーボードを何時間も打ったり、ゲームもそれくらいなんなくできるから絵もそれくらいいけると思っていたがどうも、頭のことをよくわかっていなかったらしい。


パソコンと絵では出力という形では同じだろうけど、絵の方が多くの脳力を使用するのは絵の描く難しさを見て明らかなんだから文句はない。


ぼくはただ単に自分のレベル以上のことを何時間もやろうとするから身体がストップをかけていたに違いない。思い返してみればそんなに快適に絵をかけたことなんて一度か二度程度だし30分なんてとんでもなく、開始早々ダレルときだってあった。


なんというか、まだまだ自分は絵を描くには足りないものが多すぎる。ゴルフで初心者がマイナス点を獲得するぐらい難しいかもしれない。それでも、絵が好きでしょうがない。だから、無茶から始めてもいいかもしれない。


次に思うこと。そもそも絵を日常的に描いていないから慣れていないのは当然であるということだ。僕はこれにとても納得した。
僕がなぜ絵をかくことを日常化しないのか。それは僕は基本的にかっこいいものを好きになる傾向があってなかなか、絵描き、には興味がわかない。だから単純に、絵描き、になることが困難だった。
目指す心象がないってことは本当に何もないところに根性で居すわらなくちゃいけないから、とても精神的につかれるの。


で、なんで、絵描きがかっこよくないのか、別にかっこよくねえ!って言うほどでもないんだよ。だから、心象にならない。絵描きの印象なんて、天才すぎて誰も理解されない孤高の画家、だとか、ヲタクのイメージ。あの人たちの描いているイラストはめちゃくちゃうまいのだが、それらは動機がちょい不純すぎる。


僕が直面している絵の中の問題が2つあったとします。
一つ目は問題が前述したまだ絵をかくことに慣れていないということ、これはまだ解決方法が分かりやすいし、努力で何とかなる。
問題の二つ目はというと、絵、を描く「人」にまったくなりたいとは思っていない精神的な問題。だって、歌手なり、学者なり、絵師なり、それになりたいってだいたい形があればそこをつかんで登れるけど、僕の場合は絵そのものは好き。だけど、絵を描く人は何考えて絵を描いているのかよくわからんし別になりたくない。なんだろう。お手本がいないんだよな。
ぼくはお手本が居て初めて俺もやってみようってわかるそんなやつなんだなと書いていて気付く。


僕の知るすごい画家と言えば岡本太郎、アルバトール・ダリ、葛飾北斎、くらいしか思いつかない。みーんな歴史に名を残すような伝説ばかり。
けど、みんな死んじゃってるしお手本としてはその人となりを見聞きしてからああ、こういう人だったんだ、とリスペクトしたかったなあ。まあ、確かに資料や作品や著書を見るにかっこいい絵師だったのは間違いない。あんまり読んだことないけど。


みんな、パワーがあり絵を愛している。ダリも北斎も絵が好きでたまらないんだ。
岡本さんの場合それは絵だけではないんだが、ぼくは岡本さんの壁画や絵が特に好きなのだ。名前は忘れたが原爆で被爆する人たちをとてもおぼろげに崩してから、そこに感情で線を引いたような、非常に悲劇的な壁画が彼の作品にあったけど、ぼくは勝手ながらにその作品が岡村さんの全力だと思った。


明日への神話、という作品らしい。見るからに残酷な絵だが、僕はこの絵が好きだ!


そこまで、リスペクトしていながらなぜかそうなりたいとは思わない。なぜなら全員絵を描くことに命をかけすぎなのである。なんというか、もっと、、、、なんかないのかなあと思ってしまう。ぼくは絵が描きたい。けど、もとめているすがたはそれじゃないんだ。


もっと庶民的なところでいいんです。現代的なテーマを扱ったり、政治批判や精神世界の具現化なんて小難しいことはやりたくない。葛飾北斎は自然の小動物や山々、小川、人々の往来、幻獣画などたくさんの題材をまったく斬新な方法で写している。その情熱はいったいどこから来るのか、知りたいな。


いまはもう、本人が大昔に亡くなっているから話も聞けないがどこかにそういう資料はあるのだろうか。そういうものを探すのはなんだかドラマがあって楽しそうだな。とか思って今日はネットサーフィンを楽しもうと思う。まあこれからってことなのかな・・。


とまあ、僕の趣味はこんな感じで5割くらいは考えて作業が進まないんです。
長々とすみませんでした。。